米WWE・NXTが配信され、NXT女子王者紫雷イオ(30)が王座戦を要求するトニー・ストーム(25)と大乱闘を展開した。

 リングに登場したトニーから「イオ、私は順番を待たずに実現させるわ。メイ・ヤング・クラシックではイオを倒して私が優勝。ダスティ杯でも優勝するつもりだったけどイオが台無しにした。だから、お前を痛めつけてNXT女子王座を奪ってやる」と先週のイオの襲撃に触れて王座戦を要求される。

 そこへ姿を現した王者が「どこでも戦ってやる。私はお前のことが好きじゃないんだよ」と面と向かって暴言を吐くと、2人が乱闘に。ドロップキックでトニーを場外に蹴散らしたが、今度はトニーのタッグパートナー、メルセデス・マルチネス(40)に背後から捕まり、マットに叩きつけられてしまう。

 イオもミサイルキックやダブル・ニーでメルセデスに反撃。とどめのムーンサルトを狙ったが、トニーにこれを妨害される。最後はメルセデスをエプロンに叩きつけて排除したトニーから、ヒップアタック3連打をもらいKOされてしまった。

 トニーはイオが保持するNXT女子王座ベルトを掲げて実力をアピール。会場には大ブーイングが沸き起こった。