WWE公式サイトは15日(日本時間16日)、圧倒的な人気を誇る女子レスラーで〝小悪魔〟ことアレクサ・ブリス(29)が米国人ロックシンガーのライアン・カブレラ(38)と婚約したと発表した。

 アレクサは14日、自身のツイッターを更新し、1年前から交際しているカブレラにプロポーズを受けたことを写真入りで投稿。アレクサの前にひざまづいてプロポーズする恋愛映画のような劇的な写真が公開されており「1年前に私たちは出会い、私は今夜『イエス!』と答えました」とハートマーク入りで求婚に応じたことを明かしている。

 アレクサは155センチの小柄な体格ながら持ち前のキュートなルックスで人気を集め、ロウ、スマックダウン、WWE女子タッグ王座の女子グランドスラムも達成した実力者。現在は〝ザ・フィーンド(悪魔)〟ことブレイ・ワイアット(33)のマネジャー役として異次元的キャラクターで、強力な存在感を放っている。

 一方のカブレラはテキサス州出身で2001年にデビュー。04年に発表したセカンドアルバム「テイク・イット・オール・アウェイ」は全米8位を記録。プラチナディスクも獲得した人気ロックシンガーだ。2人は昨年にスマックダウンのイベントで出会い、この日の婚約発表に至った。

 一方のライアンも自身のインスタグラムで「私はこの世界中で最も幸せな男です! (アレクサは)私がこれまでに会った中で最高の女性です。そしてここからが始まりなのです!」と歓喜のメッセージを寄せ、プロポーズを受け感涙にむせぶアレクサとキスを交わす動画を公開して、婚約の感激を表現していた。

 私生活が充実したぶん、リング上ではアレクサの〝小悪魔〟ぶりに拍車がかかり、ますます熱いWWEユニバース(ファン)の声援を浴びることになりそうだ。