新日本プロレス11日の大阪大会で、IWGPヘビー級王者の辻陽太(32)がジェイク・リー(37)の挑戦を退け初防衛に成功した。
一進一退の攻防が動いたのは20分過ぎだった。D4C(変型ブレーンバスター)を浴びた辻はFBSかわすと、ジェイクをコーナーに乗せてゲレーロスペシャルをさく裂させた。しかしジーンブラスターをカウンターのヒザで迎撃され、チョークスラムで形勢逆転を許した。
それでもFBSにカウンターのヘッドバットを見舞うと、必殺のジーンブラスターを発射。これをカウント2で返し狂気じみた執念を見せたジェイクを、ジャンピングニーからのジーンブラスターで振り切った。
試合後のリング上でマイクを握った辻は「正直言うと、ここで言うべきことではないかもしれない。でも俺はこの団体を守る責任がある。いまここで俺は覚悟を決める。おいブシロード! 俺たちレスラーはな、カードゲームのカードじゃねえんだよ!」と絶叫。「俺たちはこのリングで命をかけて戦ってるんだ。このベルトの重みが分かるか? このベルトはここで戦う全レスラーの覚悟と命の代償なんだ。このリングは俺たちが自分の人生を表現する場所なんだ」と主張した。
近年の新日本は24年にオカダ・カズチカ、25年に内藤哲也、そして今年はEVIL、高橋ヒロムと退団者が相次いでいた。この状況で王者となった辻は「俺はこの団体が好きだ。新日本が好きなんだ。ライオンマークを堂々と掲げていたいんだよ。俺は守る。このベルトも、このリングも、そしてこの新日本プロレスも。だから同じ方向を向いてくれ。このリングをもっと強く、もっとデカくするために一緒に歩いて行こうぜ」と呼びかけ。「この先の未来は俺たちが創るんだ。全員でこの新日本プロレスを創っていくんだ。覚悟はいいか?」と豪語していた。













