GLEAT13日の新宿大会でシングルトーナメント「G―CLASS 2026」が開幕し、河上隆一(37)が因縁のブラスナックルJUN(27)を下し準決勝(20日、東京・新宿フェイス)に駒を進めた。

 かつて「反GLEモンスターズ」の盟友としてJUNとともに悪の限りを尽くした河上だが、現在は改心してすっかり〝陽キャ〟に変身。当然、元反GLEのメンバーによる極悪ユニット「TheSick」からは目の敵にされ、JUNとは反目してきた。

 この日はそのJUNと準決勝進出をかけてメインで一騎打ち。だがゴングと同時にSickのメンバーになだれ込まれ、いきなり多勢に無勢を強いられた。それでも一人、大立ち回りでセコンドを排除することに成功。その後JUNを片エビ固めでねじりあげるなど攻勢に出た。

 だがその後、かみつきやアームブリーカー等、右腕に集中攻撃受けて悶絶させられ、苦しい時間が続く。反撃に出ようとするも敵軍セコンドの妨害も受けてなかなか流れをつかめなかった。

 それでもジャンピングショルダータックルでJUNを吹っ飛ばして反撃ののろしだ。そこから場外のSickメンバーにエプロンからダイビングボディーアタックをしかけるなど反撃。雪崩式ブレーンバスターでぶん投げて大ダメージを与えた。

 その後、強烈なラリアートからパワーボムで豪快に叩きつけて3カウント…かと思いきや、敵軍セコンドにレフェリーの脚を引かれてカウントを阻止されてしまう。これにより無法地帯になったリングでSickから〝公開処刑〟されてしまった。

 さらにJUNがブラスナックルを手にする絶望的な状況になったところでT―HAwk、石田凱士、山村武寛が援護に登場し敵軍を駆逐。再び一騎打ちの状況になったところで河上はパイルドライバーでJUNをマットに突き刺して3カウントを奪った。

 試合後、河上は「なんとかブラスナックルJUNに勝ちました。でも今日の勝利は全然、俺の実力なんかじゃなくて、石田君と山村君とT―Hawk君のおかげです。GLEATの一員と認められたと思ってるんだけど、それでいいかな?」と安どの様子だ。さらに準決勝で対戦するT―Hawkに「このカードは俺らGLEAT旗揚げのメインのカードだ。あの時は俺がバッチリ勝ったけどよ。お互いあれから5年が過ぎて、お互い丸くなったけど、それ以上に熱はあの時より熱くなったんじゃないか。小細工いらねえよ。ド直球のプロレスやろうぜ」と呼びかける。そして「優勝するのはこの俺、河上隆一だ。いや、この河上隆一しか、いない!」と叫ぶのだった。

 また、ほかの1回戦ではG―REX王者のエル・リンダマンが山村武寛に敗れる波乱。またT―Hawkが田村ハヤトに、石田凱士がKAZMA SAKAMOTOにそれぞれ勝って準決勝に進んだ。