女子プロレス「スターダム」の〝妖精〟なつぽい(27)が絶好調だ。

 シングルリーグ戦「5★STAR GP」ブルースターズ公式戦(7日、長野)では、壮麗亜美(25)と対戦。背後からのドロップキックを皮切りに、ラクダ固め、かみつき攻撃で主導権を握った。

 だが、ダイビングボディーアタックをキャッチされ、逆エビ固め、アルゼンチン式背骨折りにつかまり苦しい場面が続く。それでもなつぽいは耐え抜き、最後はブレーンバスターを切り返し、相手の肩に飛び乗ってエビ固めに移行するフェアリーブリンクで逆転の3カウントを奪った。

 リーグ初戦となった前日は、シンデレラ・トーナメント準決勝で敗れたMIRAIへのリベンジを果たし、これで2連勝。「勝ちました? 勝ちました?」と、試合後は興奮冷めやらぬ様子で「朱里姉ちゃんのボディーガード、ビッグな壮麗亜美からスリー取りました!」と胸を張った。

 先月は「ドンナ・デル・モンド」に造反し、中野たむ率いる「コズミック・エンジェルズ」に電撃加入。「革命」を合言葉に奮闘を続ける白い妖精は「これがなつぽい革命! まだまだ熱い戦いが続きます。なつぽいは止まらない。ぽいぽい!」と指で輪をつくる得意のポーズを決めた。