女子プロレス「スターダム」8日の名古屋大会で、ハイスピード王者のAZM(19)がコグマを下しV3に成功した。

 試合はそのタイトル名にふさわしく、高速で展開。目まぐるしく攻防の入れ替わる戦いに会場からはため息が漏れる。コグマからダイビングボディ-プレスを受けるなど追い込まれる場面もあったAZMだが、ダイビングフットスタンプを叩き込むなどして追い込むと最後はヌメロ・ウノで腕をひねり上げてギブアップを奪った。

 試合後、マイクを持つと「コグたん! やっぱりジーニアスだよ。またリングで遊びましょう。実績を作ってきたら、また挑戦させてあげてもいいですよ」と相手をほめたたえる。これにコグマからは「今またリングで遊びましょうって言ったよね? じゃあ、次また名古屋でなんかいろいろ混ぜてもう1回やりましょう」と意味深な言葉を投げかけられた。

 さらに続いて前SWA世界王者のテクラが現れ挑戦を表明され、快諾。28日の大田区総合体育館大会でのV4戦が決定的になった。