女子プロレス「スターダム」のワールド・オブ・スターダム選手権(29日、東京・大田区総合体育館)は王者の朱里(33)がひめか(24)を退け、4度目の防衛に成功した。

 3月まで同じ「ドンナ・デル・モンド」に所属したひめかを挑戦者に迎えた朱里は、苦しい展開を強いられた。パワーで上回るひめかのアルゼンチン式背骨折り、ジャンピングニーの餌食となり、強烈なエルボーでヒザから崩れ落ちた。

 それでもミドルキック4連発を皮切りに反撃に転じると、三角絞め、腕固めで徐々にダメージを与える。最後は顔面を蹴り上げてからのジャーマンとつなげ、肩車した状態から前方に落とす必殺の「朱世界」で執念の3カウントを奪った。

 試合後、朱里は「ひめか、やるじゃねえか。頭、もげるかと思ったよ。ユニットは別になったけど、ひめかのことは見てるし、成長した姿を楽しみにしてる。またやりましょう」と挑戦者の健闘をたたえた。

 さらに「次の対戦相手は私の指名試合として、プロミネンスの世羅りさと試合がしたい。次の大田区で実現させたいと思います」と表明。デスマッチ&ハードコアユニットのリーダーと、5月28日大田区大会でのV5戦を熱望した。

 この日はMIRAIが「シンデレラ・トーナメント」を初制覇。立ち上げたばかりのユニット「ゴッズアイ」が早くも結果を残した。朱里は「2022年はゴッズアイの年にします」と豪語し、さらなる飛躍を見据えた。