女子プロレス「スターダム」のコグマ(24)と葉月(24)が、新日本プロレスの〝ミスターIWGP〟永田裕志(54)からウオーキング特訓を受けた。

 2人は春の祭典「シンデレラ・トーナメント」準決勝(29日、東京・大田区総合体育館)で激突。ユニット「STARS」の同門同士にして「FWC」タッグパートナー対決として注目されている。

 優勝者に贈られるドレスの着用を想定する2人は、STARSの臨時コーチに就任した永田にウオーキングのアドバイスを求めた。

 ところがいささか意識過剰な歩き方になってしまったことを見透かされてしまい、永田からは「〝自然体〟の方がかっこいい! 男性に見られているという意識が大事!」とアドバイスを送られた。

 お手本として披露された永田のウオーキングは、まさに数々の大舞台を経験してきたミスターIWGPならではのナチュラルかつダンディーな足取り。2人は感銘を受け、トーナメント制覇の誓いを新たにした。

 特訓を終えた葉月は同門対決へ向け「互いの手の内を知っているから面白くなる。プライベートでも気が合い、2人でお泊まりをして朝の5時まで話していることもある。互いに分かっているから自然体でいられる」

 一方のコグマは「戦えることが楽しみ。同門とかパートナーとか意識せず、永田さん直伝の自然体でシングルを戦う。それでタッグの絆は強くなる」と強調。

 FWCは5月5日の福岡国際センター大会でゴッデス王者スターライト・キッド&渡辺桃への挑戦が決まっており、コグマは「この勢いでゴッデス王座を奪還する!」と自信をのぞかせていた。