女子プロレス「スターダム」13日の東京・後楽園ホール大会で、ユニット「ドンナ・デル・モンド(DDM)」でアーティスト王者(6人タッグ)の舞華、ひめか、なつぽい組が「クイーンズ・クエスト」の林下詩美、上谷沙弥、レディ・C組を破ってV6に成功した。

 レディから猛攻を受けた舞華だったが、窮地を仲間に救われるとブレーンバスターで反撃。さらにレディに強烈なラリアートを打ち込み、最後はみちのくドライバーⅡを決めて勝利を収めた。

 試合後、舞華が「6度目、成功しました!」と喜びを爆発させると、そこに前王者チームの「コズミック・エンジェルズ(CA)」の中野たむ、白川未奈、ウナギ・サヤカが登場。CAは3人が持つ防衛7度の最多記録に王手をかけたDDMを阻止すべく、次期挑戦を要求した。

 舞華はこれを受諾した上で「あいつら、本当、しつこいよね。でも、それに並ぶ(一戦になる)ということで、いい挑戦者なんじゃない? ただ、私たちはそんなもんじゃないんで。もっともっとこのベルトの新記録をたたきだしていこうと思います」と力強く語った。

 前王者が逆襲するのか、現王者が立ちふさがるのか…。注目の防衛戦になりそうだ。