女子プロレス「スターダム」の〝闇の黒虎〟ことスターライト・キッドが日に日に存在感を増している。ハイスピード王者として防衛を重ねるリング上のみならず、抜群の発信力を駆使してマット界をかき回す。インタビュー前編では、AZM(19)とのV6戦(23日、新潟・アオーレ長岡)に向け、揺るぎない決意を語った。
【スターライト・キッド インタビュー前編】
――V6戦でAZMを迎え撃つ
キッド(2020年10月の)横浜武道館で挑戦して負けた屈辱を返さないといけない。AZMからハイスピードのベルトを防衛してこそ、私にとって真の王者という気がしている。だから絶対に防衛しなきゃいけない相手だし、そこで勝ってハイスピードの絶対王者になってやるから。
――改めてAZMについて
キッド 永遠のライバルだし、テクニックを持ってるいい選手だというのは、対角にいる私だから分かる。でも正直、今のAZMは見ててどうなのかなって。(渡辺)桃に裏切られて桃とAZMが注目されたけど、ぶっちゃけあのシングルを見て、いい試合だったのかもしれないけど、AZMは桃に何を見せたかったのか分からなかった。
――なるほど
キッド AZMは感情が見えづらい。クールなキャラが邪魔しているね。いつまでもかっこつけてんじゃねえよって思うし、もっとガツガツきてほしい。私の興味を引き立ててくれよ。もっとぶっ潰すくらいの気持ちで。今のままだと、私のエターナル・フォー(永遠の敵)にはふさわしくなくなっちゃうかもしれない。私の勢いがあり過ぎてるからさ。
――何度も対戦してきた相手だ
キッド AZM vs キッドは(自分が15年10月に)デビューしてからずっとやってきているカード。昔からスターダムを見ている人は、私たちの成長過程を見てる。AZMとのハイスピード戦は私にとって思い入れのあるカードだし、横浜武道館は第1試合だったけど、次こそはメインでやってやりたい。っていうか、もう私たちにメインを任せてもいいでしょ?
――キッド選手の提案で長岡大会の試合順はファン投票で決まる
キッド 第4試合という中途半端な位置に納得できなかったから、提案した。(長岡大会の会見順が)なんで何もタイトルがないDDM(ドンナ・デル・モンド)のタッグマッチより先なんだ?という話。会社にハイスピードの位置が赤(ワールド王座)と白(ワンダー王座)に比べたら下に見られているのかもしれないけど、そこを覆したい。私は後楽園(1日のなつぽい戦)でハイスピードの試合をスターダム史上初のメインでやってんだよ。一番歴史のあるベルトがハイスピードなのに、その位置に据えられているのが悔しい。
――長岡大会は王者・上谷沙弥 vs なつぽいのワンダー王座戦が行われる
キッド 会見とか見てても上谷となつぽいの〝わさびロシアンシュークリーム〟って何がしたいの?って。遊んでるやつらにメインを任せたくないね。だったら生え抜き同士の私たちの意地もあって、メインでやりたい気持ちが強い。ビッグマッチのメインでハイスピードができたら歴史を変えられると思うしね。












