女子プロレス「スターダム」17日の後楽園ホール大会でタッグリーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」が開幕し、レッドゴッデス公式戦でワールド王者・林下詩美(23)とシンデレラトーナメント覇者上谷沙弥(24)のコンビ「アフロディーテ」がフキゲンです★、鹿島沙希組に敗れる波乱の幕開けとなった。

 試合は東スポと週刊プロレスを凶器に使う敵軍の攻撃をかいくぐり、アフロディーテが徐々にペースをつかむ。最後はフキゲンです★との一騎打ちの状況を作った上谷がスタークラッシャー(変型バスター)でマットに突き刺しフォールの体勢に入った。するとその瞬間、フキゲンです★にくるりと体勢を入れ替えられて丸め込まれ、電光石火の3カウントを奪われてしまった。

 試合後、詩美は「アフロディーテの大事な公式戦初戦でまさかの3、取られちゃったけど…大丈夫。まだあるから、残り全勝しよう」と落ち込む相棒を励まし、巻き返しを宣言。そこから上谷が「メチャクチャ悔しいです!」と叫びながら走り去ると、詩美も「私も悔しい!」と大声で応じて後を追った。