センダイガールズの〝怪物〟ことワールド2冠王者の橋本千紘(28)が王座戦に飢えている。昨年11月に優宇が首を負傷したことにより休止していた2人の「チーム200キロ」は4月に復活。新木場大会(14日)では同じく首の負傷からの復帰となった〝美仙女〟岩田美香(24)、小林香萌(29)組と対戦した。

 ワールドタッグ王座を保持するチーム200キロは開始から地響きを立てて猛進。岩田の蹴りに耐えた橋本がパワーボムで勝利を奪った。

 今後は6月27日新潟市体育館大会をはじめ、11月28日の仙台サンプラザホール大会などビッグマッチが組まれている。シングルは昨年3月、タッグは昨年10月を最後にタイトル戦から遠ざかっている怪物は「全大会でシングルかタッグの防衛戦をやりたい。毎月でもいい」と鼻息を荒くした。

 この日対戦した岩田とは6月13日の「GAEAISM」(東京・大田区総合体育館)のマーベラスとの対抗戦(橋本、岩田、X組対桃野美桜、門倉凛、X組)で組むが、橋本は「対抗戦が終われば次は王座をかけて戦いたい」と宣戦布告。早期実現を心待ちにした。