【ノア】小橋が支えた剛腕・潮崎復活 主軸として新日本に〝ノアの強さ〟見せつける!

2021年12月08日 06時15分

中嶋をラリアートで仕留めた潮崎(東スポWeb)
中嶋をラリアートで仕留めた潮崎(東スポWeb)

 帰ってきた〝豪腕〟がノア軍の主軸になる。来年1月1日の東京・日本武道館大会でGHCヘビー級王者の中嶋勝彦(33)に挑戦する潮崎豪(39)が、王座返り咲きへ並々ならぬ意欲を見せた。9か月に及ぶ戦線離脱を支えた師匠・小橋建太の期待にも応え、来年1月8日の新日本プロレス横浜アリーナ大会で行われる新日本との対抗戦ではノアの強さを証明する。

 昨年度の東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」殊勲賞の潮崎にとって、2021年は受難の1年となった。2月の日本武道館大会で武藤敬司に敗れ、約1年間保持したGHC王座から陥落。その後、3月に「右上腕二頭筋腱脱臼」の手術を受け、9か月の戦線離脱を余儀なくされた。

「手術から2~3か月は一切練習ができなかった。その後も(回復は)本当に少しずつで『また動けるようになるのか』と不安になることもあった」。地道なリハビリと練習できない不安にさいなまれる中、支えとなったのが小橋の存在だ。

「通っていた病院が小橋さんのジムの近くで、帰りにたまに寄らせてもらったんです。その時に『焦るなよ』って何度も言われて。言葉の重み? それはもう。リハビリとか誰よりもしてきた方ですから。初めて『練習するな』って言われましたね(苦笑い)。いつも『練習しろ』と言われてきたんで」と振り返る。

 その言葉に従ったおかげで順調に回復し、5日の名古屋大会で戦列復帰。「ノアの試合のすごさを改めて体感しました」とリングに戻った喜びをかみ締めた。ここからはブレーキを踏むつもりはない。中嶋との元日決戦へ一気にトップギアまで上げるつもりだ。

「あのベルトは俺以外の人間には似合わないから。確かに自分が武藤敬司に渡して丸藤正道、中嶋勝彦と経てベルトの輝きはよりまぶしいものになりましたよ。でも俺の物だから。返してもらう」と太い腕をぶした。

 その先には1月8日の新日本との対抗戦を見据える。潮崎は「戦って『差』を感じるのは向こうになると思いますよ。ノアにとってはチャンスしかない。俺もしっかり元日にベルトを取って、王者として〝アイ・アム・ノア〟というものを新日本のファンと選手に見せつけますよ」と自信を口にした。

 その言葉を裏づけるように、7日後楽園大会の前哨戦では豪腕ラリアートで中嶋から直接3カウントを奪い完全復調を宣言。この勢いのまま22年を最高の形でスタートさせる。

関連タグ: