激闘は必至か――。ノアは25日に都内のホテルで会見を行い、GHCナショナル王者・杉浦貴に挑戦する望月成晃(51)が意気込みを語った。

 28日の熊本城ホール シビックホール大会で杉浦に挑み、同王座初戴冠を目指すドラゴンゲートの鉄人は「ずっと戦いたいと思っていた杉浦貴選手との対戦で久々に胸躍るというか。もしかしたらこの先これ以上の大一番はないんじゃないか、と思っているくらいです」と熱い思いを激白。杉浦との対戦を熱望していた理由について「プロレスにおける戦いのベクトルが似てるな、というのが僕の勝手な想像ですけど。プロレスラーには華麗な技を使う選手がいれば、ゴツゴツと少ない技でも試合を組み立てていく選手もいる。僕は華麗さはそれほどないし、そう(後者)だと思って試合しているので。戦えば間違いなく波長が合うだろうなあというのがあります」と明かした。

 一方の杉浦も望月を「本当に戦いたいなあと思う選手。戦いに美学があるよね。必ず、戦った相手が光る」と評する。まさに両者の美学が激突することになりそうだが、果たして…。