新日本プロレス11日の千葉・東金アリーナ大会で、永田裕志(54)がグレート―O―カーンとの初シングルマッチに敗れた。
デビュー30周年記念試合の対戦相手に選んだのは、自身が監督を務める「ブシロードクラブ(現・TEAM NEW JAPAN)」からプロレス入りを果たした男に酷似したオーカーン。地元・東金で大きな拍手を受けた永田は、スペシャルセコンドに第3世代の盟友・小島聡と中西学を携えて入場した。
永田はナガタロックⅡ、エクスプロイダー、サンダーデスドライバーと得意技を駆使してオーカーンを攻め立てる。さらにタイナーを叩き込むと、雪崩式エクスプロイダーもさく裂させた。
それでも再三にわたるバックドロップだけは決めることができず、ことごとく阻止される。レフェリーの死角を突いた王統流正拳突きで逆襲を許すと、掟破りのエクスプロイダーを浴びてしまう。最後はリストクラッチ式エリミネーターでマットに叩きつけられ、3カウントを奪われた。
記念試合で黒星を喫した永田だったが、試合後のリング上での記念セレモニーでは仲間たちから祝福を受けた。小島からは「30周年おめでとうございます。いつも背中を押してくれてありがとうございます。この倍の60周年目指して頑張ってください」と、中西からは「永田、30年おめでとうございます。これからもやってくださいね。期待してますよ」とそれぞれエールを送られた。
実はオーカーン推しの長男・裕生君からも「お父さん、30周年おめでとうございます。最年長54歳としてこれからも頑張ってください」と祝福され、DDTの秋山準、ノアの武藤敬司からはメッセージVTRが届いた。
さらにスペシャルゲストの藤波辰爾からも30年間のファイトをねぎらわれた永田は「気合入れてシングルマッチやったんですが、残念ながら負けてしまいました、すみません。悔しいと思う気持ちが強いうちは、まだまだやれるなと感じています。まだまだ永田裕志は戦っていきたいと思います。来年もこれくらいの時期に東金大会をやりたいと思います」と所信表明。おなじみの「1・2・3、ゼア!」で大会を締めくくった。
30周年の節目も、永田にとってはまだまだ通過点でしかない。「まあ強いですね、オーカーン。アイツの潜在能力は俺がよく分かってるつもり。あえてシングルの相手に指名しましたけど、ありゃまだまだ強くなりますね。でも、俺自身も今日負けて悔しいと思えたんで。コンチクショーと。よかったです、今日は」
目標は今も団体の最高峰王座IWGP世界ヘビー級王座(現王者はジェイ・ホワイト)だ。「そういう目標があるから、厳しいトレーニングで自分を追い込める。常に自分の頭のなかに大きな目標がありますから」と、不屈の闘志を燃やしていた。












