新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」9日広島大会Cブロック公式戦で、KENTA(41)が内藤哲也(40)に3敗目を喫し、敗退が決定した。

 コリエンド式デスティーノにカウンターのブサイクへの膝蹴りで迎撃したKENTAだったが、go 2 sleepをデスティーノで切り返されて決定打を放てない。打撃の応酬からフライングフォアアームを浴びてしまったが、デスティーノを首固めで切り返すと、金具むき出しのコーナーに顔面を叩きつけて丸め込み、内藤を追い詰める。

 さらにブサイクへの膝蹴りから再びgo 2 sleepを狙う。しかし、これを着地され、バレンティアでマットに叩きつけられてしまう。そのまま正調デスティーノを浴びて3カウントを奪われた。

 これでCブロック突破の可能性が消滅した。KENTAは「俺、ツイッターで『広島がホームだ』っていうこと言ったんだけど全部ウソだから。俺、お好み焼きよりもんじゃのほうが好きなの!」とうそぶきつつ、敗戦の責任は新日本プロレスワールドのカメラマンにあると力説。「結局、何が言いたいのかっていうと…リーグ戦の全部負け試合は、コイツのせいってこと!」と吐き捨てていた。