新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」9日広島大会のAブロック公式戦で、ランス・アーチャー(45=AEW)がジョナ(33)とのパワーファイター対決を制し、3勝目をあげた。

 大阪大会(7日)で前年度覇者オカダ・カズチカを撃破し一気に台風の目となったジョナとの公式戦は、ド迫力の攻防の連続となった。出場メンバー中最高身長203センチを誇るアーチャーは、出場メンバー中最重量160キロのジョナと開始早々から打撃合戦を展開する。

 トーピード(ダイビングボディープレス)をジャンピングニーで阻止したアーチャーは、場外乱闘でも大暴れ。鉄柵めがけてキャノンボールを発射する。ラリアートを浴びながらも、リングに戻ろうとしたジョナをショルダータックルで吹っ飛ばし一人生還。最後は頭脳でも上回り、リングアウト勝利を収めてみせた。

 これで2敗を死守したアーチャーは1敗のオカダとの最終公式戦(16日、日本武道館)を残しているため自力突破の可能性がある。

「オカダ、お前は俺がたったいま破ったジョナに敗れた。つまり俺はお前を倒せる」と自信をみなぎらせ「マーダー・ホークの時間だ。俺はG1覇者としてAEWに戻る。欲しいものは全部とって、今よりもっと上に行く。トップ・ドッグ、ビッグ・ドッグ、レインメーカー、(ジョン)モクスリー、CMパンク、誰が相手であろうと俺の対角線に立つ相手は全員倒す」と豪語していた。