新日本プロレスの内藤哲也(40)が、男子ゴルフのメジャー最終戦「全英オープン」最終日で日本勢最上位の47位となった桂川有人(23=国際スポーツ振興協会)との「ファミレス緊急招集」の約束の早期実現を熱望した。

 メジャー初参戦の桂川は4日間を通じて日本勢最上位をキープ。今後は海外転戦にも意欲を見せており、さらなる飛躍に期待が集まっている。

 そんな桂川の活躍に刺激を受けているのが内藤だ。桂川は大の内藤ファンとして知られており、渡英前の4日後楽園ホール大会試合前には対面が実現した。内藤は「全英オープンで優勝したら、ぜひ我々の聖地であるファミレスにご招待しますよ」と約束し、自身が企画した「レストランテTシャツ」とリストバンドをプレゼント。これに桂川も「これは優勝するしかない。ファミレスに行けるように頑張ります」と目を輝かせていた。

 内藤はメジャー初挑戦を終えた桂川に対し「日本人最上位という結果を聞いて、俺もうれしかったですよ。ただ、あなたが目指してた場所はそこではないんですよね? 優勝目指してエントリーしてたんですよね? さらなる高みを目指し、いつか一緒にファミレスに行けることを信じてこれからも練習に励んでください」とメッセージ。「もちろんそれが実現したあかつきには、東京スポーツさんにちゃんと独占取材させてあげますよ」と、早くも自身は会計を支払うつもりがないことを示唆しつつ、約束の実現を心待ちにしている様子だ。

 自身の〝パレハ〟が世界の舞台で活躍する姿を見て、真夏の祭典「G1クライマックス」への決意も新たになった。内藤は「競技は違いますけど励みになりますし、いい刺激になりましたよ」と声を弾ませ、20日仙台大会で迎える公式戦初戦(VS後藤洋央紀)へ闘志を燃やしていた。