新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が16日の札幌大会で開幕。Bブロック公式戦でIWGP世界ヘビー級王者のジェイ・ホワイト(29)がSANADA(34)を下し、白星発進を飾った。

 Skull End(変型ドラゴンスリーパーホールド)に捕獲されても、セコンドの外道がレフェリーの注意を引いて窮地を逃れるなど、老かいなファイトを展開したジェイだが、SANADAの猛攻になかなかペースを握れない。アクシデントで急所を蹴り上げられてからのラウンディングを回避するも、レフェリーに抗議している間に丸め込まれ、TKOでマットに叩きつけられるなど防戦一方の展開が続く。

 さらにブレードランナーを切り返されるとオコーナーブリッジで押さえ込まれ、あわやの場面を作られる。SSSも着地されスタンディングのドラゴンスリーパーに捕らえられてしまった。

 それでも一瞬の勝機を見逃さなかった。SANADAの古傷である左目へのサミングで抵抗したジェイは、コーナーを蹴り上げるとバク中の要領で脱出に成功。着地とほぼ同時に伝家の宝刀・ブレードランナーを発射。鮮やかな一撃で3カウントを奪ってみせた。

 真骨頂とも言える一発逆転で白星発進したジェイは「SANADAから最初の勝ち点2をもらった。もちろんここからさらに積み重ねていく。俺には今、ある予感がある。この〝ジェイ1〟を無敗で優勝するという予感がするんだ」と全勝優勝を予告。

「俺がそう言ったら間違いなく現実になる。お前ら、スイッチブレイドを信じないのは間違ってるぞ。相手が誰であれ、俺との試合の最後には俺の強さを実感することになる」と、どこまでも不敵な笑みを浮かべていた。