新日本プロレスの矢野通(44)が圧倒的試合巧者ぶりを発揮してディック東郷との「ドッグケージ・デスマッチ」を制した。

 5日の後楽園ホール大会で矢野は、東郷と特殊ルールで激突。フォール、リングアウト、反則裁定はなく、場外に設置されたドッグケージの南京錠を開け、相手を中に入れてから再びカギを掛ければ勝利という特殊なルールで対戦した。

 試合は矢野がカギを開けている間に相手の姿を見失い「どこだ!?」とパニックになったところでリング下から現れた東郷に襲われるなど想像だにしない展開。さらに東郷のスポイラーズチョーカー(ワイヤーチョーク攻撃)を矢野が奪うと会場が暗転し攻守が入れ替わった。そこへ暗転の犯人であろう「ハウス・オブ・トーチャー」の面々が乱入してきたがCHAOS勢もそれを許さず阿鼻叫喚の大混戦に…。

 ところがその混乱のさなか、矢野が電光石火のシーソーホイップで東郷をケージにぶち込み南京錠を掛けることに成功だ。まんまと試合に勝利した上、続くメインでハウス・オブ・トーチャーのNEVER無差別級6人タッグ選手権に挑戦する自軍「CHAOS」の援護射撃も決めてしてやったり。メインでもセコンドとして敵軍をケージに押し込むなど大活躍で「上野動物園に運んでやれ、あいつら!」と吐き捨てた。