新日本プロレス19日札幌大会でSANADA(34)との初防衛戦にIWGP・USヘビー級王者棚橋弘至(45)に暗雲が垂れ込めた。
棚橋は13日大阪大会でIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカと組み内藤哲也、SANADA組とタッグマッチで激突。内藤も20日札幌大会でオカダへの挑戦を控えており、ダブル前哨戦として重要な位置付けにある一戦だった。
SANADAに対しドラゴンスクリュー、さらには場外へのハイフライフローも繰り出した棚橋だったが、Skull End(飛龍裸絞め)、ネックスクリューで反撃を許す。さらに代わった内藤からもハイフライフローをかわされると、スリングブレイドをフィッシャーマンズ・スクリューで切り返される。最後はバレンティアからのデスティーノで沈められてしまった。
今シリーズはSANADAとの前哨戦で劣勢を強いられており、ついには自身がフォール負けと札幌決戦前に窮地に追い込まれた。棚橋は「オカダは悪くないよな。じゃあなぜ、じゃあなぜ勝てないと思う? 俺だけレベルが1個、差があるんすよ。意地でも認めたくなかったけど、こんな前哨戦初めてだよね。負け続けて、期待感なんか上がんないよな」と危機感を強めた。
棚橋にとって〝2月のエディオンアリーナ大阪〟はある意味で鬼門だ。「残酷やな。2月、オカダに負けた(2012年)のもここで、ジェイ・ホワイトに負けた(19年)のもここか。そして今日、タッグマッチではあるけども…。切り替えようがないよね、もう。さすがに、どうしようかなと思うよ。これは、焦るね」とまたもや世代交代の危機と直面する結果となった。西に沈んだ太陽は、北の大地で再びのぼることができるのか――。












