【新日1・4】柴田勝頼が急性硬膜下血腫から奇跡の復帰 通常プロレスルールに当日変更で愛弟子・成田蹴殺

2022年01月04日 18時52分

成田(左)の顔面に痛烈な一撃を加える柴田(東スポWeb)
成田(左)の顔面に痛烈な一撃を加える柴田(東スポWeb)

 新日本プロレス4日の東京ドーム大会で、急性硬膜下血腫の影響で長期欠場していた〝ザ・レスラー〟柴田勝頼(42)が約4年9か月ぶりの復帰を果たした。

 柴田は2017年4月9日の両国大会で行われたIWGPヘビー級王座戦でオカダ・カズチカに敗れた直後、急性硬膜下血腫と診断され手術。長期欠場期間に突入し、LA道場(米国)でコーチを務めながら復帰を目指していた。昨年10月の日本武道館大会では4年半ぶりのリングにサプライズ登場し、ザック・セイバーJr.とグラップリングマッチを敢行。同12月に復帰宣言を繰り出し、打撃なしのキャッチレスリングルールで東京ドーム出場が決定した。

 当日まで「X」として発表されていた対戦相手には、LA道場で武者修行中の愛弟子・成田蓮が登場。そして代名詞でもある黒のショートタイツ姿で柴田が姿を現すと、会場のボルテージは最高潮に達した。

 さらに柴田は試合前にマイクを握ると「ルール変更しよう。プロレスだ。成田、やれんのか、おい!」と何と当日になって通常のプロレスルールに変更。自ら打撃も解禁すると、得意の串刺しドロップキックを見舞っていく。

 コブラツイスト、バックドロップ、レインメーカー式張り手と、ブランクと負傷の影響を全く感じさせない攻撃を繰り出した柴田は、成田とキック合戦を展開。右ミドルをキャッチして強烈な張り手を顔面に叩き込むと、必殺のPKを打ち込んで3カウントを奪ってみせた。

 

【柴田の試合後のコメント】

 無事復帰をいたしました。ちょっと会社との約束とは違うことを、はみ出したことをしてしまったので、これは自分のペナルティーでも何でもしっかり受け止めたいと思います。

 実際、自分では見てないんで、どういう試合だったか分かんないけど、一番大事な魂って言うか、そういうものをぶつけられた、ぶつけ合えたっていうのがあの試合だったんじゃないかと自分は思ってます。成田には申し訳なかったというか、いい経験になったんじゃないですか?

 自分の今後っていうのは分からないですね。ただひとつ言えるのは、俺の試合はプロレスだった。柴田はプロレスができる。これは世界でも見てる人がちゃんと認識できたんじゃないかなと思います。日本でできないんだったら、俺の残り少ない時間だから、そこはレスラー生命使って今年は試合したいなって思います。

 ボクシングの山中(竜也)選手かな? 俺と同じ硬膜血腫というケガをして、ライセンスを1回剥奪、失効されちゃったんですけど、ボクシングですよ? ボクシングで俺と同じケガして復帰するんですよ? 俺はこれにすごい勇気をもらったんですよ。

 俺は試合した。今日言えるのはそれだけですね。本当に新日本、素晴らしい会社だと思います。迷惑かけてしまいましたけど、感謝しています。

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