ライガーが占う1・5東京ドーム 世界王座挑戦・オスプレイは「うまくやったなって思う」

2022年01月02日 07時00分

オスプレイは再び世界王者となれるのか(東スポWeb)
オスプレイは再び世界王者となれるのか(東スポWeb)

 獣神サンダー・ライガーが気になる話題やプロレス観を語る「獣神激論」。新日本プロレス旗揚げ50周年の幕開けとなる1月4、5日東京ドーム大会直前企画として特別編を5回にわたり連載する。第3回目は、5日大会でIWGP世界ヘビー級王座に挑戦するウィル・オスプレイ(28)について徹底分析する。偽ベルトを作成してまで王座返上に異を唱えた前王者の主張を、ライガーはどう見ているのか――。

【世界のレジェンド ライガーが語る獣神激論・特別編(第3回)】1月5日の東京ドーム大会ではウィル・オスプレイ選手が鷹木信悟選手とオカダ・カズチカ選手の勝者に挑戦しますね。オスプレイ選手ももともとはジュニアの選手でした。線の細い感じの。新日本に来た時はジュニアでっていうのは鷹木選手と共通するところがある。オカダ選手もジュニアヘビーというくくりではないけど、原点がメキシコですからね。そういう意味ではみんなジュニアの戦いを経験してるとも見れるね。

 オスプレイ選手は下半期に米国と英国を主戦場にしてきたけど、IWGPというベルトの価値は十分すぎるほど分かると思ってるんです。口では「俺がチャンピオン」って言いながら、実際は新日本が認めたベルトじゃないんだから、ここで本物のベルトを取れるかどうか。取ったら「ほらみろ、やっぱり俺が本物だろ」って全世界に対して言えるわけだしね。

 ある意味では裏技みたいな因縁というか、イチャモンつけて東京ドームのメインにたどり着いた。僕からしたら「うまくやったな」っていうのが正直な印象ですよ。これで取れなかったらフンって笑われてしまうけど、取ってしまえば周りの声は一変するわけだから。有言実行だねってなる。ハイリスクハイリターンだよね。言ってみりゃレスラーってみんなそうじゃん? だから僕は、オスプレイ選手はうまく自分のリスクをつくって大舞台に出てきたなって思ってますね。

 迎え撃つチャンピオンは1・4との連戦になるんだけど、個人的にはそんなにデメリットを意識する必要はないんじゃないかなと思ってます。これが5連戦、10連戦だったら疲労もピークで大変だってなるけど、ドームに出る選手は体調の整え方を知ってるよ。4日の試合が終わったらうまく気持ちも切り替えられるはずだし。肉体のダメージはもちろん、あるんだけど、よっぽど頭が割れたとか意識が飛んだみたいなシーンがあったら話は別だよ。僕の経験上、むしろ2日目のほうがコンディションが上がるケースもあるんじゃないかって思ってますね。

関連タグ: