ライガーも期待の1・8新日・ノア対抗戦「丸藤選手のような天才型なら…EVIL戦見たいね」

2021年12月07日 06時15分

ノアマットで丸藤(右)と対戦しているライガー(2003年=東スポWeb)
ノアマットで丸藤(右)と対戦しているライガー(2003年=東スポWeb)

 獣神サンダー・ライガーが気になる話題やプロレス観を語る「獣神激論」。今回は新日本プロレス旗揚げ50周年のメモリアルイヤー幕開けとなる「レッスルキングダム」(来年1月4、5日東京ドーム、同8日横浜アリーナ)を大予想だ。IWGP世界ヘビー級王座を巡る東京ドーム2連戦の三つどもえ抗争はどうなるのか。また5年ぶりに実現するノアとの対抗戦で、ライガーが見たいマッチアップは――。


【世界のレジェンド ライガーが語る獣神激論(15)】今年の東京ドームは1月4日にIWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟とG1クライマックス覇者のオカダ・カズチカが戦って、勝者が翌5日にウィル・オスプレイと防衛戦を行う構図だね。

 今のオカダ・カズチカに穴はない。ここでオカダを止めることができれば鷹木は長期政権を築けると思うけど…並大抵のことじゃないと思うよ。広がり続ける宇宙みたいというか、オカダって底が見えないんだよね。

 昔、長州力さんがジャンボ鶴田さんのことを「底なしのスタミナだ」と言ってたし、ジャイアント馬場さんも「モノが違うよ鶴田は」って言われてたと思うけど、今のオカダはまさにそれ。僕はオカダ優位だと思う。

 1・5に出てくるオスプレイはしばらく日本に来てないし、どう変貌しているのかという楽しみはある。返上を認めずに「俺がチャンピオンだ」って言い続けてきて、会社としては、じゃあリングで白黒つけろって狙いがあるのかもしれない。

 ただ、これは他の選手からしたら、もちろん面白くない。なんでいきなりアイツなんだって。オスプレイは勝つことによって「俺が言ってた通りだろ」って証明するしかないわけで、これはある意味で一か八かの大博打。レスラー人生、彼の新日本での立ち位置を決める熱いメインになると思う。

 1・8横浜アリーナではノアとの対抗戦が発表されたね。こういうこと言ったら、またライガー嫌なこと言いやがってってなるかもしれないけど…表向きは「プロレスで元気を」「コロナに負けるな」ってそれでいいのよ。でもリングに上がったレスラーは、こいつには負けねえ、他団体なんかには負けねえよってのが本音だと思うわ。

 上層部が何を言おうが、対角線の相手ぶっ潰してやるってそれしかないと思うよ。僕も過去にはノアとの戦いで熱くなりすぎて会場を壊してしまったり、ファンをののしってしまったり…反省してます、ハイ。

 個人的な意見を言わせてもらえば、丸藤正道選手のような天才型の選手だったら、EVILとの試合を見てみたいね。セコンドもいるラフ一辺倒の相手にどういう戦いをするのかって楽しみがある。

 もちろん武藤敬司にも注目だよね。新日本もそれ相応の人間を当てると思うけど、俺は年代も近いし踏ん張ってほしいなって思いもある。今は他団体だけど、やっぱり内心は「まだ頑張れ」ってなるって。新しい選手とやるのも面白いだろうし、それこそいろんなストーリーがある選手だから今の棚橋弘至とか、SANADAとのシングルとか見てみたいけどね。

 拳王選手が誰とやるのかも気になる。内藤哲也とか面白そうじゃない。打撃が得意な拳王選手を内藤がどう攻略するのか、真新しいところでちょっと見てみたくない? 反体制というか、色が似ている部分もあるし。内藤選手のキャリアは、この5年間でグッと厚みを増したでしょ。他団体を相手にその厚みを見せつけてほしいね。

 今回の対抗戦は5年ぶりどうのこうので話題になってるけど、レスラーにも刺激になるから。定期的にやってもいいと思うよ、僕は。五輪みたいに4年に1回でもいいし、毎年あったっていいし、成長を確かめ合う機会はあっていい。そうやって業界の活性化につながることを期待したいね。

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