【新日本・BOSJ】前年覇者ヒロムの〝尻に火〟「出し惜しみしてる場合じゃ…」 決勝用の秘策前倒しも

2021年12月04日 06時15分

田口隆祐(左奥)に勝利し喜ぶ高橋ヒロム(東スポWeb)
田口隆祐(左奥)に勝利し喜ぶ高橋ヒロム(東スポWeb)

 まさかの苦戦で尻に火がついたようだ。新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」公式戦(3日、所沢)で、前年度覇者の高橋ヒロム(32)が田口隆祐(42)を下し4勝目を挙げた。

 開始早々から執ような丸め込みを仕掛けてきた田口に苦しい戦いを強いられた。タイムボンバーからどどんを狙われたが、これを切り返すと「名も無きヒロムロール」で押さえ込み、何とか接戦を制した。

 新日ジュニアの主役として史上最多タイとなる3度目の優勝を狙うヒロムだが、波に乗れない状態が続く。28回目を迎える同大会において連覇を達成したのはタイガーマスク(2004、05年)しかいない現状を踏まえ「それだけ難しいことなんだと今まさに実感してますよ。しかも優勝決定戦(15日、東京・両国国技館)まで入れたらシングル12試合。史上最もキツイBOSJなんじゃないですか」と吐露する。

 残る公式戦は3試合だが、ヒロムは「崖っ縁ですから。もう1敗も許されないです」と優勝決定戦進出のために全勝を義務づける。実は今大会では連覇への秘策を用意していたのだが、ここにきて大幅な修正を余儀なくされている。

「今回D(変型三角絞め)をよく使ってるんですけど、本来ならそれで公式戦を勝ち続けて、決勝でDと見せかけての『アレ』で…って考えてたんです。でもそのD自体がなかなか決まらなくなってきているのは誤算でした。というか決勝に上がれなかったら話にならないわけですから。出し惜しみしてる場合じゃないかもしれないです」と〝秘策前倒し〟も辞さない覚悟だ。険しい道のりの果てに、偉業を成し遂げることができるのか。

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