新日本プロレスのタイチ(39)が3日、幻の旗揚げ記念興行を再現した。 

 この日に予定されていた大田区総合体育館大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う政府のイベント自粛要請により中止となった。これを受け、タイチは自身のユーチューブチャンネルを通じ、PS4ソフト「ファイヤープロレスリングワールド」で予定されていた全カードをゲームプレー配信した。

 メインでは、消滅してしまったIWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者の内藤哲也(37)とIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(30)の師弟対決が実現。タイチ操る内藤が10発以上に及ぶデスティーノで大激闘を制し、さらにイスでヒロムを殴打するという凄惨な結末となった…。

 4000人以上が視聴した配信を終え、タイチは「中止になったからっていって、休みだってボケ~ッと家でゴロゴロしてる連中とは違うんだと。へたしたら本興行やるよりよかったんじゃねえの?」と、新たな試みに手応えを感じた様子だった。