DDTは22日の新宿大会で、空位となったKO―D6人タッグ王座の新王者決定トーナメントを5月6日新宿大会と5月22日後楽園大会で開催することを発表した。

 佐々木大輔、MJポーと同王座を保持していた藤田ミノルが左目眼窩底骨折で欠場中のため、返上が決定。4チーム参加のトーナメントで新王者を決める。トーナメントには「ダムネーションT.A」から佐々木、MJポー、「X」(5月1日、横浜で発表)組、「ディザスター・ボックス」からHARASHIMA、吉村直巳、大鷲透組、「イラプション」から坂口征夫、樋口和貞、岡谷英樹組の3チームのエントリーがアナウンスされた。

 さらに最後の1チーム発表に際し、リングの上には彰人が登場。「先日とある試合を見まして、ものすごく才能ある選手がいたので、その人と組んでトーナメントに出たいと思います」と宣言すると、「路上プロレス世界一決定戦」でプロレスデビューを果たした元キックボクサーの町田光を呼び込んだ。

 彰人は「デビュー戦が路上プロレスってなかなか難儀なんですけど。見ていてものすごいポテンシャルを感じたので。町田選手のプロレスが見たいなと思いました」とパートナーに選んだ理由を説明。町田も「是非、お願いします!」と応じ、同じく元キックボクサーのレスラー・タノムサク鳥羽とのトリオでトーナメント参戦が決定した。

 DDTマット初上陸となる町田は「僕はプロレスの動きはできませんが、今までやってきたキックボクシングの戦い方をもって、プロレスに、プロレスラーたちに挑戦したいと思います」と決意表明。異色トリオでいきなり初タイトルを狙う。