大日本プロレス15日の横浜文化体育館大会で、BJW認定デスマッチヘビー級王者・木高イサミ(37)が佐久田俊行(28)を下し、3度目の防衛に成功した。

 試合はリングの上に足場が組まれた「蛍光灯スキャフォールド+αデスマッチ」形式で行われた。王者は串を?に貫通させられ、しばらくそのまま戦うハメに。それでも、足場からの雪崩式脳天砕きで蛍光灯の束にぶつけて大ダメージを与えると、最後は「憤怒の罪(ドラゴンシン=変型エクスプロイダー)」で再び蛍光灯に投げつけて3カウントを奪った。

 試合後はリング上で11月4日の東京・両国国技館大会での次期挑戦者に宮本裕向(37)を指名。「宮本さん、そろそろ勝負じゃないですかね」と訴えかけると、両者はがっちり握手を交わした。

 一方、敗れた佐久田は「試合に負けたけど、勝負に負けたとは思ってない。俺はただでは起きねーぞ。両国、パートナーとして葛西純を連れてきてやる」とアピールした。

 また、BJW認定世界ストロングヘビー級王者・佐藤耕平(41=ゼロワン)は、神谷英慶(27)を必殺のパイルドライバーで破り初防衛を果たした。