全日本プロレスの50周年記念大会(18日、日本武道館)で行われた世界ジュニアヘビー級選手権は挑戦者の青柳亮生(22)がタイガーマスク(新日本プロレス)を撃破し第63代王者に輝いた。

 流出中の至宝を取り返したのは団体の未来を担うホープだった。青柳は序盤からタイガーのローキック、ドラゴンスクリュー、ヒザ十字固めといった徹底した右ヒザ攻めに苦しんだ。10分過ぎには雪崩式ダブルアームスープレックス、タイガードライバーを立て続けに浴びて窮地に陥った。

 それでもタイガースープレックスだけは阻止すると、トラースキックからロコモーション式フィッシャーマンスープレックスで反撃に転じる。ムーンサルトプレスをさく裂させると、トラースキック連発から旋風脚を発射。最後はファイヤーバードスプラッシュで圧殺し、ベルト奪回に成功した。

 外敵王者を破り悲願の世界ジュニア初戴冠を果たした青柳は「世界ジュニアのベルト、何とか取り戻すことができました。新日本プロレスのタイガーマスク、やっぱり強かったです。最強の王者から取ったからには、何回でも防衛して青柳亮生が全日本プロレスジュニアだったことを証明してきます」とキッパリ。得意の飛び技を駆使しての王座奪取に「ここで飛ばずに勝っても意味がないと思ってたので。俺のファイトスタイルとしてずっとこだわってきたところだったので、今日もこだわって飛びました」と胸を張っていた。