全日本プロレスのアジアタッグ選手権(12日、後楽園ホール)は王者の大森北斗、児玉裕輔組が青柳亮生、ライジングHAYATO組を退け、5度目の防衛に成功した。

 勢いに乗る挑戦者組に押されるシーンが目立ちながらも、王者組は随所で好連係を見せ、追撃を許さない。最後は北斗がドラゴンスープレックスからの無想一閃(変型フィッシャーマンドライバー)でHAYATOから3カウントを奪取した。

 試合後は「余裕なんだよ。ナメやがって。てかHAYATO、お前はもっとプロレスに集中した方がいい。プロレス以外に目を向けてるお前には分かんねえだろうが、そこがお前との差だ。悔しかったらプロレスを見つめ直してみろ!」と言い放った。

 するとそこへブラックめんそーれが「シャー!」と登場。26日の京都・KBSホール大会で組まれているBめんそーれ、イザナギ組 vs 北斗、児玉組にベルトをかけろと要求した。

 北斗は「どうせしつこく言うんだから、やってあげますよ。誰も望んでないかもしれないけど、ただのタッグマッチで終わるよりはいいかもしれない」と受諾。タイトル戦への変更が決定的になった。