全日本プロレス14日の北海道・ホテルエミシア札幌大会で〝ツインタワーズ〟こと佐藤耕平、石川修司組の挑戦を受ける世界タッグ王者の〝暴走スープレックス〟こと諏訪魔(45)、芦野祥太郎(32)組が結束を強調した。

 3度の防衛を重ねてきた王者組だが、ここに来てその信頼関係に亀裂が入り始めている。原因は間違いなく諏訪魔だ。チャンピオン・カーニバル前に何を思ったか〝いい人化〟を誓うと、クリーンファイトの末に2勝2敗1分けで優勝決定戦に進めず、ふがいない状況を芦野から指摘される。優勝決定戦が行われた4日の後楽園大会で久々の暴走を試みるも空回りして芦野にラリアートを誤爆させて前哨戦に敗れた。

 当然芦野からは激怒されていたが、11日に行われた会見では関係回復を強調。芦野から「ツインタワーズは生半可な相手ではないので関係が良好じゃないと勝てない」とくぎを刺されると、諏訪魔は「この間はパートナーに誤爆しちまったけど、俺自身は暴走に目覚めたんで。いい意味で暴走するところを見せたいね。ツインタワーズを倒すのは俺たちしかいない!」と意気込んだ。

 対するツインタワーズもこの亀裂を見逃すつもりはない。意気込む諏訪魔に石川は「させねえよ! 大丈夫かよ。諏訪魔は情緒不安定だろ。情緒不安定なヤツばっかりだな、プロレス界は!」と揺さぶり。そして昨年10月に続く挑戦となるだけに「ツインタワーズは大日本の時から組んでいて、自分でも一番強いと思うが(全日本で)結果が出せていない。ここで負けたら存在意義が危うくなる」(石川)と力を込めた。

 かつて名タッグを結成した諏訪魔と石川だが、今回最後に笑うのは、果たして――。