
全日本プロレスの前3冠ヘビー級王者ジェイク・リー(33)が、春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」連覇へ弾みをつけた。
11日のAブロック公式戦(後楽園ホール)では〝大巨人〟石川修司(46)と対戦。寝技の攻防では優位に立ったが、次第に重量感ある攻撃に苦戦を強いられる場面が目立った。
それでも3カウントだけは許さず、得意の蹴りで反撃。「オー!」っと雄たけびを上げて岩石落としで石川の巨体を叩きつけると、最後はD4C(垂直落下式ブリーンバスター)で激闘を制した。
初戦で芦野祥太郎に敗れたが、これで1勝1敗としたジェイクは「短く言うからよく聞いておけ。俺はベルトを取り戻すだけなんだ。そのために優勝する必要がある。5月4日、優勝する姿を見に来てくれ」と豪語。
史上5人目のCC連覇から、昨年末に「鼻骨骨折、左眼窩内側壁骨折」を負い返上を余儀なくされた至宝を再び腰に巻く。
【関連記事】
- 関連タグ: