「タカタイチデスぺマニア」(12日、代々木)で、新日本プロレスのエル・デスペラードが葛西純(48=フリーダムズ)とのノーDQ戦を制した。

 あこがれの男との運命の一騎打ちは壮絶な死闘となった。開始早々にマスクを裂かれたデスペラードは、顔面も引き裂かれ流血。猛攻を浴びたが、執念で3カウントは許さない。渾身のロコ・モノを炸裂させ、垂直落下リバースタイガードライバーからのピンチェ・ロコで激闘に終止符を打った。

 試合後は「この間、約束破っちまったけど、(ベスト・オブ・ザ)スーパージュニア優勝して(IWGPジュニアの)ベルト持ったまんま! 葛西さんともう一回やります」と再戦を希望。葛西も「お互い明日からも生き続けて、お互いもっと強くなって、またリングで会おうや」と応じ、再会を誓い合った。

「ここ何日かは生きる目的くらいになってた」と振り返るほど、デスペラードにとって全てを注ぎ込んだ一戦だった。それでも葛西とのデスマッチを経て「また先を見させてもらった」と感慨深げな表情を浮かべる。

 再戦に関しては現段階では全くの白紙だが、「(葛西の)セコンドに就いてくれたフリーダムズの方たちはデスマッチのプロ集団じゃない。リング外のプロもいてくださったおかげであの試合ができて、ダムズさんに借りが一つあるなと思ってる。どんな芽が出るかは知りませんが、何かのキッカケになれば」と、葛西のホームリングで戦うことも視野に入れる。

「ただの希望だけど、そういうシチュエーションがあっても面白いんじゃないかな」。新たな目標に向け突き進む。