プロレス団体「GLATE」の旗揚げ1周年記念興行(1日、東京ドームシティホール)で、新日本プロレス「ハウス・オブ・トーチャー(HOT)」のSHO(32)がT―Hawk(32)を拷問の館に引きずり込んだ。

 昨年7月の旗揚げ戦以来のGLEAT参戦となったSHOは、EVIL、高橋裕二郎、ディック東郷のHOT総出で出陣。ストロングハーツのT―Hawk、鬼塚一聖、入江茂弘、アレックス・ゼイン組と対戦した。

 敵軍の波状攻撃を浴びたSHOはT―Hawkのナイトライドを逃れると、ジャーマンをフェイントにして腕ひしぎ十字固めに捕獲。三角締めに移行するも、強引に持ち上げられてバスターで叩きつけられる。

 さらにナックルパートから再度ナイトライドを狙われたが、ここで裕二郎がレフェリーの目を盗んでのステッキ攻撃で救出。絶好のアシストを受けたSHOはトーチャーツール(レンチ攻撃)を決めると、そのままショックアロー(変型ドライバー)をさく裂させ3カウントを奪ってみせた。

 CHAOSに在籍していた1年前とは全く違う立ち位置ながら、1年ぶりのGLEATマッチで存在感を見せつけた。SHOは「これが俺の実力よ。最強すぎんだろ。GLEATさんよ、何度やっても一緒だよ。お前なんて俺たち4人、いや俺一人でも十分だ。全員潰してやるわ。覚えとけ、何度でもやったるわ」と勝ち誇っていた。