「ストロングスタイルプロレス」を率いる初代タイガーマスクが、9日の後楽園大会でさらなる意欲的な活動を誓った。

 自らの足でリングに上がり、ロープをくぐってリングインした初代虎は、マイクを持つと「いつもありがとうございます。楽しいプロレスを見られていますか」とファンに呼びかけ。さらに「私の夢はあの時代のようにファンとレスラーが一体になってすごい試合をしてくれるのが夢です。(各選手が)思い切り暴れてくれることが最大の夢です。その夢をかなえてくれるのは皆さんの応援です」と話し、拍手を浴びた。

 その後、選手たちについては「だんだんレベルが上がっていて安心しています」とその成長に目を細めつつ、期待を寄せるタイガー・クイーンに「まだ遠慮がある。遠慮の塊。打破してほしい」とさらなる飛躍に期待を寄せた。また、自身の体調については「日々よくなっています」と笑顔。そして「みんなに育ってほしいし、武道の方もやって行きたい。そのためにももっと体調が良くなるようにしたい」と話した。