邪道・大仁田厚率いるFMW―Eの興行第6弾「CARNIVAL」(19日、神奈川・鶴見青果市場)に出場した女子プロレス「アイスリボン」の鈴季すず(19)が、電流爆破デスマッチからの〝卒業〟を宣言した。
この日は「女子電流爆破プリンセストーナメント」決勝で、同じアイスリボンの藤田あかね(34)と対戦。ラダーを使い、約3メートルの高さからのブレーンバスターで藤田をマットに叩きつけた。だが、有刺鉄線ロープで被弾するなど、自身も大きなダメージを受けてしまう。
その後、一進一退の攻防が続き、藤田が電流爆破バットを握って仕留めようとするも、鈴季はこれを阻止。今度は鈴季がバットを手にすると、一度は藤田に奪われたが、ジャーマンスープレックスを決めて取り戻し、最後はフルスイングで相手を爆破させた。
頂点に立った鈴季は開口一番「優勝です!」と大喜び。自らも被弾したことには「ヤバいですね。初めての経験だったので、ひと言では表現できないぐらいすごかったんだなと」と率直な感想を口にした。
勝因は感情を高ぶらせて奮い立たせたことだと自己分析。「大仁田厚とタッグを組めなかったり、いろいろあったけど、その都度『怒り』が原動力になって1回戦から勝利につなげることができた。でも、大仁田さんには素晴らしい経験をさせてもらって感謝している」
ただし、鈴季は「この短期間でやるだけやったので、電流爆破に関してはひと区切り」ときっぱり。今月いっぱいでアイスリボンを退団し、来年から世羅りさ、藤田らと女子ハードコア・デスマッチユニット「プロミネンス」としてフリーでの活動をスタートさせることから「今は『電流爆破の鈴季すず』で知ってもらっていることが多いと思うので『デスマッチレスラーの鈴季すず』と覚えてもらえるように」と意気込んだ。
「これからもデスマッチで血を流して人間の生きざまをみんなに伝える」。来年は真価が問われる1年になりそうだ。












