DDT、ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル」(6日、さいたまスーパーアリーナ)で、アイドルグループ・SKE48の荒井優希(23)がデビュー2戦目となる6人タッグ戦に出場した。

 荒井は初勝利を目指し、猛攻を仕掛ける。特に、デビューのタッグ戦で黒星を喫した伊藤麻希(25)に何度も食ってかかり、仲間のアシストを受けて得意のかかと落としを決めるなどした。しかし、ビッグブーツをかわされスリーパーホールドに捕獲されるなど経験の差に苦しむと、最後は逆エビ固めでガッチリ捕獲され無念のギブアップ負けを喫した。

 試合後は「初めての有観客で拍手が届きました。応援で力が湧いたんですが、勝利に届かなくてまだまだだと思います。できることをもっと増やして、一人で戦えるようにならないといけないと思います」とコメント。すると、その姿を見ていた東京女子の甲田哲也代表から成長ぶりを認められ、17日の東京・後楽園ホール大会で初のシングル戦を行うことが決定した。

 相手は後日発表とされたが「えー!」と笑顔を見せると「シングルはやったことがないので、どうなるか分からないですけど…。大丈夫かな。今のままでは瞬殺で負けてしまうと思うので、できる限りのことを頑張ります」と大一番に向けてさらなる成長を誓った。