プロレスキャスター元井美貴 KENTAの乱入劇に解説席で「嘘でしょ」連呼

2020年01月09日 16時30分

祝福モードをぶち壊したKENTA

【プロレスキャスター元井美貴の本日、プロレス日和】まさかのバッドエンドに驚きましたね! 4日と5日で合わせて7万71人を集めた新日本プロレス東京ドーム大会の最後に、これ以上ないくらいの最悪なタイミングでKENTA選手が乱入! 史上初となるIWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタルの2冠制覇という偉業を成し遂げた内藤哲也選手への祝福ムードが、ぶち壊しになるなんて…。5日は初めて東京ドームでの解説に入らせていただいたのですが、何度「うそでしょ!?」と言ってしまったか分かりません。

 直後にはツイッターのトレンドワードランキング1位になり、一瞬にして話題をかっさらっていったKENTA選手。全てを敵に回す覚悟で強引にタイトル戦線に入り込み、2月9日の大阪城ホール大会で内藤選手の2冠への挑戦が決定しました。改めて、プロレスとは気持ちを揺さぶるものだなと深く感じ、長く見続けるほどうれしさも悔しさも含めた感情の波を体感できると思った次第です。2020年の主役の座を誰が奪うのか、ますます目が離せませんね!

 そしてドーム大会では、獣神サンダー・ライガー選手が引退試合を行いました。

 以前、カフェで偶然近くの席になった時に「何の本読んでるの? スペイン語! すごいね!」と気さくに話しかけていただいたことがあります。「じゃあね」と先に出られたのですが、私が帰ろうとした際に「お支払いはお済みです」という人生初の経験をして感動したことも思い出深いです。世界の獣神はリングの外でもかっこいいヒーローでした。

 ドーム大会を通して驚くほど実感したのは、海外から観戦に来られた方がものすごくたくさんいらっしゃったこと。会場で「ミキ!」と声をかけられたり、水道橋近辺だけでなく新宿などでもNJPWのキャップをかぶった方を見かけ、日本のプロレスの素晴らしさが世界に届いていることをうれしく思います。今年は五輪イヤーでもありますが、ライガー選手が燃やし続けたプロレスの炎を選手の皆さん、ファンの皆さんと一緒につなげていきたいです。