またしても見殺しだ。中日・高橋宏斗投手(20)が25日の巨人戦(東京ドーム)に先発し、7回2失点に抑えながら打線の援護なく5敗目(4勝)を喫した。それでも高卒2年目右腕は「チームを勝たせないといけない試合だったので自分どうこうよりチームが負けたことには責任を感じないといけないと思います」と自らを責めた。
高橋宏は今季15試合に先発してクオリティースタート(6回以上を自責点3以下)が11試合。防御率2・34と抜群の安定感を見せているものの、味方が点を取ってくれないため黒星が先行してしまっている。この日も中日は5回一死三塁から高橋宏の投ゴロ(記録は野選)で挙げた1点だけだった。
さすがに立浪監督も「打つほうが情けなさすぎる」とおかんむり。高橋宏を高校時代から見てきたOBの一人は「高橋宏が投げる時は本当に打線が打たない。今日も無死満塁や一死満塁の場面で1点も入らなかった。チャンスで無得点だと投手は精神的にガックリくるんだよ。本当にかわいそうだ」と同情しきりで、ネット上も「高橋宏斗の見殺し何回目ですかね…」「本当に高橋宏斗の責任じゃないよ」と中日打線のふがいなさと高橋宏の不運を嘆く声であふれた。
それでも未来のエース候補が着実に成長しているのは間違いない。中京大中京時代の恩師である高橋源一郎監督は「野球のことに関して自分で突きつめたいという探求心をすごく持っています。自分で考えて取り組むのが好きなんじゃないですかね。コロナ禍で練習できなかった期間も投球フォームやピッチングについて自分で考えながら成長していきました」と高橋宏の〝自己成長力〟に太鼓判を押している。打線の援護と白星に恵まれないという逆境さえも、高橋宏なら今後のレベルアップの糧にしてくれそうだ。












