ロッテ・佐々木朗希投手(20)が17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で8回14奪三振パーフェクト投球。前人未到の2試合連続の完全試合まであと一歩に迫る快投に米国でも衝撃が走っている。

 米ヤフースポーツは18日、佐々木朗の快投が「世界中の野球ファンを魅了した」と報道。8回で降板したことについては「2試合連続の完全試合は歴史的快挙だが、井口監督がなぜこのような行動に出たのかは理解できる。佐々木はまだ20歳、そんな若者に無理をさせるのは危険だ」と評価した。

 続けて13日(日本時間14日)のツインズ戦で7回パーフェクト投球も降板したドジャースのエース・カーショーの例を紹介し、「最近よくあることでもある」とした。

 同メディアは「最近の2試合で佐々木が達成したことを考えると、MLBファンは佐々木がアメリカでプレーすることを望んでいる可能性に唾を飲むはずだ」としつつも「若手有望株に期待をかけるのは危険だ。この仕事にはケガがつきものだ」と警鐘を鳴らした。

 その上で「しかし、もし佐々木が健康でいられれば、彼は素晴らしいキャリアを歩むことができるだろう。もし、彼がそのキャリアをアメリカに持ち込むと決めたら、MLBファンは大喜びだ」と伝えた。