巨人圧勝で首位奪回も…試合前ザワザワ 急きょ欠場でわかった「4番・岡本和」の偉大さ

2022年04月13日 05時15分

沖縄入り前までは好調だった巨人・岡本だが…(東スポWeb)
沖縄入り前までは好調だった巨人・岡本だが…(東スポWeb)

 巨人は12日のDeNA戦(那覇)で打線が大爆発し、10―4で圧勝した。再び首位に浮上したが、試合前にチーム内外を大いにザワつかせたのが主砲・岡本和真内野手(25)だった。「体調不良」によって急きょ欠場し、最終的に坂本勇人内野手(33)が4番を務めたが、チーム内外では代役の候補者が〝乱立〟。改めて背番号25の存在の大きさが浮き彫りとなる1日となった。


 あのジリ貧ぶりは何だったのか…。6試合連続で3得点以下だった打線が目覚め、4回までに13安打、先発全員安打で今季初となる2桁得点の猛爆。自らも2打点をマークした先発・戸郷は7回3失点で2勝目をマークした。

 ただ、試合前には不穏な雰囲気も漂った。岡本和が球場にこそ姿をみせたものの、練習への参加を取りやめ。チーム周辺で話題となったのは「誰が代役で4番を務めるのか」だった。

 まず名前が挙がったのは丸佳浩外野手(33)で「去年のCSファイナルでもケガをした岡本和の代わりに4番をやっているし、今年の調子もまずまず」(セ球団関係者)。前戦10日のヤクルト戦(東京ドーム)では3号ソロを放ち、この日は2戦連発となる決勝2ランをかっ飛ばした。

 その丸の〝次点〟には開幕から「3番・右翼」で先発出場を続ける新助っ人のグレゴリー・ポランコ外野手(30)の名前も。メジャーでは通算96本塁打。巨人では打率2割前後をさまよっているものの「得点圏打率(1割6分7厘)が低く、打点が少ない(5打点)のは気になるが、当たれば一発を期待できる」(チームスタッフ)との理由からだった。

〝ダークホース〟もノミネートされた。大城卓三捕手(29)で「(沖縄出身の)大城は公式戦初の凱旋試合。サプライズ好きな原監督のことだから大城を4番で使ってもおかしくはない」(球団関係者)。この日はキャンプ地の那覇で行う巨人では公式戦初の主催試合で〝ご当地選手〟としての期待もあったのだが…。

 結果的に4番に据えられたのは2019年7月以来となる坂本だった。原監督によると、元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチと阿部作戦兼ディフェンスチーフコーチとの3者会談で決めたといい「(4番候補は)けっこういますよ、ウチは。まあ、今日は勇人にお願いしたということですね。決めたのは(試合開始3時間半前の)2時半くらいだったかな」と内幕を明かした。

 裏を返せば、岡本和が不在となった途端にバタつく絶対的な存在であるということでもある。故障に強くスタミナも満点。やはり若き主砲はV奪回へ不可欠だ。

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