今年は誰の名を挙げる? 阪神・矢野監督の〝千里眼〟に大注目

2022年01月06日 05時15分

矢野監督の〝千里眼〟に注目(東スポWeb)
矢野監督の〝千里眼〟に注目(東スポWeb)

 今年は誰の名前を挙げるのか? 就任4年目を迎えた阪神・矢野燿大監督(53)の〝千里眼〟に注目が集まっている。

 プロ野球界で年明けの恒例行事と言えば新人合同自主トレ。阪神では二軍本拠地の鳴尾浜で9日からスタートする。一、二軍の首脳陣が状態のチェックや名前と顔を覚えるために視察するのが習わしで、矢野監督も就任1年目から必ず初日に顔を出してきた。

 そこで報道陣から〝お約束〟のように聞かれるのが「印象に残った選手は?」との質問だ。昨年はドラフトで4球団が1位指名で競合した佐藤輝明内野手(23)が全国区の注目を集めており、メディアはこぞって、その一挙手一投足を追いかけていた。

 しかし、矢野監督が視察後の取材で「印象に残った選手」を問われ「誰か一人を挙げるなら」と名前を口にしたのはドラフト6位入団の中野拓夢内野手(25)で「外野のポール間走の走る姿が、すごくバランスがいい。ただ(足が)速いということじゃなくて、走っている姿。雰囲気的なものだけど、敏捷性もありそう」と大絶賛だった。

 佐藤輝への高評価コメントを期待していたメディアにとっては〝肩透かし〟を食らった格好だったが、ご存じの通り、中野はシーズンに入って大ブレークした。135試合に出場して遊撃のレギュラーに定着。打率2割7分3厘をマークし、30盗塁で1年目から盗塁王に輝いた。ほとんど一見で選手のポテンシャルを見抜いた矢野監督の洞察力には、本職のスカウト陣も「仮にスカウトをやったら、いい選手を連れてくるだろうね」とうなったほどだった。

 今年のドラフト1位新人は森木大智投手(18=高知高)で1年目は育成重視となる見込みだが、2位・鈴木勇斗(21=創価大)、3位・桐敷拓馬(22=新潟医療福祉大)の両左腕をはじめ、育成を含めた8選手のうち5人が即戦力の期待がかかる大学・社会人。虎の指揮官が新人たちの初パフォーマンスを見て、誰に心を奪われるのか。その後に飛び出す〝予言〟にも高い関心が寄せられている。

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