巨人の守護神、チアゴ・ビエイラ投手(28)が13日の中日戦(東京ドーム)で、国内最速となる166キロをマークした。

 ビエイラは5番手として2点リードの9回に登板。一死で代打のA・マルティネスを迎え、フルカウントから7球目を外角へ投げ込んだ。マルティネスはフルスイングしファウルしたが、電光掲示板に166キロ表示。場内がどよめいた。

 これまでの国内最速は2016年10月16日の大谷翔平(日本ハム)、21年6月20日のコルニエル(広島)が記録した165キロだった。この日、10S目をマークしたビエイラは「粘られていたし、勝負のカウントだったので力を入れたのは事実。まさかそこまで速いとは思わなかったし、最高にうれしいよ」と振り返った。