一流の証だ! メジャー関係者がうなる楽天・田中将の優れた“数値”とは

2021年05月24日 05時15分

22日のロッテ戦で好投を見せた田中将(中)

 楽天・田中将大投手(32)の“制球値”にメジャーが一目置いている。

 先発した22日のロッテ戦(ZOZOマリン)では7回6安打1失点。勝ち負けこそつかなかったが、変化球の精度は高く、勝負どころでは最速151キロの直球で力勝負も挑むなど、登板をこなすごとに状態は上がっている。

 そんな田中将をチェックするメジャー関係者は「相変わらず制球は素晴らしい。22日のロッテ戦では6試合目で初めて2四球を出したけど、場面や状況から慎重に行ってのもの。ムダな四球を出さない投球はさすがだし、調子が悪い日でもあれだけのクオリティーの投球ができるというのは一流の証」と田中将が日本復帰後初めて記録したマルチ四球を逆説的に評価していた。

 今季6試合(計38回)に登板した田中将が1試合で2以上の四球を与えたのはこのロッテ戦が初めてで、ここまでの与四球数はわずかに5。1試合あたりの与四球率は1・18で投手の制球力を示す指標であるK/BB(奪三振と与四球の比率)は6・20。まだ規定投球回数に未到達ながらこれはパ・リーグでは、同僚のドラフト1位ルーキー・早川の6・22に次ぐ高い数値となっている。

 一般的にK/BBが3・5を超えると優秀といわれる中で、田中将のこの数値は昨年までヤンキースでの7年間の平均値4・76、前回楽天在籍時の同4・50を上回る高い数値。ボールのスピンレート(回転数)や軌道などあらゆるデータを収集しながら田中将の動向を追うメジャー関係者を、この数値だけでうならせている。

関連タグ: