広島が12日のヤクルト戦(神宮)で〝ジグザグ打線〟を組み、先発・田口に対抗する。

 広島は田口に4月20日の前回対戦(マツダ)で6回1失点に封じ込まれ、移籍後初勝利を献上していた。この日、佐々岡監督は1番から9番まで左右の打者が並ぶ“ジグザグ打線”で前回の雪辱を果たす。

 新外国人ケビン・クロン内野手(28)が来日初のクリーンアップとなる5番に座り、大阪桐蔭高14年甲子園優勝メンバーの3年目・正随優弥外野手(25)が7番左翼でプロ初スタメンとなった。

 1(二)菊池涼、2(三)羽月、3(右)鈴木、4(中)西川、5(一)クロン、6(捕)坂倉、7(左)正随、8(遊)小園、9(投)森下

 正随は2回無死一塁で追い込まれてから左前打。見事ベンチの起用に応えた。