「三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式が18日、都内で行われ、日本ハムからは大田泰示外野手、西川遥輝外野手、中田翔内野手の3名が受賞。なお、日本ハムは1993年から28年連続で受賞者を選出しており、パ・リーグの最長記録とした。
初受賞となった苦労人の大田は「素直にうれしいです。守備に自信がなかったですし、たくさん練習してきましたが、このような賞を取れたのですごく自身にもなりますし、この賞に恥じないようにプレーしていきたいなと思います」と喜びのコメント。巨人時代は守備に苦しみ、当初の本職だった内野手から外野手へとコンバートされた過去を持つ。
それでも、日本ハム移籍後はそのポテンシャルをいかんなく発揮。チーム内でも1、2を争う練習量をこなす大田は、今季はその強肩にさらに磨きをかけ、リーグ2位となる7個の捕殺を奪うなど、チームの勝利に大きく貢献した。
大田自身も「走者を刺せたというのも、一つ一つ自信になりましたし、(相手チームの)コーチャーが止めるシーンも何度かあったので、これからもっともっと鍛えて『大田は肩がある』と言われるようにもっとやっていきたいです」と成長を実感した様子。来季も不動の右翼手として、後方からチームを支える。