中日・根尾「ロッテの試合はずっと見ていた」悔しさ胸に盟友・藤原の背中追う

2020年11月11日 10時00分

自分の現状に歯がゆさをにじませた根尾。来季は藤原に肩を並べ追い越せるか

 中日・根尾昂内野手(20)がライバルへの〝負けじ魂〟を胸に来季の飛躍を誓っている。

 2年目の今季は8月4日に一軍昇格すると、同11日の広島戦(マツダ)でプロ通算17打席目にして初安打を記録したが、2日後に出場登録を抹消。その後、二軍で結果を残すなどして11月3日に一軍再昇格した。

 しかし、歯がゆい思いは隠せない。大阪桐蔭からともにドラフト1位で入団したロッテ・藤原恭大外野手(20)が大暴れしており、根尾は「ロッテの試合はずっと見ていた。負けたくないなと思っていた」と吐露する。

 藤原はチーム内に大量の感染者が出たコロナ禍で10月上旬に緊急昇格すると、そのままレギュラーの座を奪取。CS出場をかけた激しい争いの中、7日のオリックス戦では値千金の逆転3号3ランを放ち、2位再浮上に大貢献。チームの4年ぶり7度目のCS進出が決定した8日の西武戦では4打数2安打1打点の活躍を見せた。

 そんなかつての盟友に対して根尾は「僕は(藤原のようにレギュラーの)枠に入ってない立場。どれだけやるかでしか追い越せない」と刺激を受けている。

 さらに5日に中日は今季8年ぶりにAクラス入りを決めたが、ベンチで見守っていた根尾は「すごい悔しさしかない。Aクラスになったからと言ってもプレッシャーがあるわけでもなく、そこで自分が何かできたかといえば全然力不足だったわけで…」と唇を噛む。

「もっともっとチームの中で歯車として機能できるようにならないと。それにAクラスで選手は喜んでないと思うので、もっともっと上を目指して、今年1年間の悔しさを持ってやっていきたい」

 3年目の来季こそレギュラーを奪取して10年ぶりのリーグ優勝に大貢献し、差をつけられた藤原を一気に追い越す決意だ。