阪神・藤川〝ラスト横浜〟で名勝負 元虎・大和にオール直球で2ラン被弾も「うれしかった」

2020年10月31日 19時30分

現役最後の関東遠征となった阪神・藤川

 今季限りで現役を引退する阪神・藤川球児投手(40)が31日のDeNA戦(横浜)の9回に救援登板。横浜スタジアム最終カードで、ハマの野球ファンたちへ勇姿を届けた。

 二死二塁から矢野監督が投手交代を告げ、背番号22がグラウンド上に姿を現すと、球場の虎党のみならず、DeNAファンも一気に沸騰。これに対しラミレス監督も代打として元虎戦士・大和を打席に送り込む粋な計らいで呼応した。

 マウンドに上がった藤川は、敵将の心意気に応える形で、大和に対しオール直球勝負を仕掛けるも、4球目を捉えられ4号2ランを被弾。火の玉守護神は思わず苦笑をこぼしたが、続く中井を同じくオール直球勝負で3球三振に切って取り、ゲームをクローズさせた。

 試合後、藤川は「大和とはFAで横浜に行く時に『ストレートでどんどん勝負しような』と話していたので、それが最後に実現できてうれしかった」と球団を通じコメント。「関東の試合はこれが最後になりますが、自分というよりかはファンの方々が自分が投げる姿を見て何かを感じてもらえたらうれしいです」。元同僚との爽やかな力勝負に充実感を漂わせた。