【NPB・Jリーグ合同コロナ会議】ハマスタ「観客8割」実験で情報共有

2020年10月19日 13時10分

NPB・斉藤惇コミッショナー

 日本野球機構(NPB)とJリーグが合同で設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第18回会合が19日、Web会議システムにて実施された。

 プロ野球では今月30日から11月1日までのDeNA対阪神3連戦(横浜)で収容人数(約3万4000人)の満員に近い80%(約2万7000人)程度を入れ、大型イベントに伴う新型コロナウイルスの感染リスクなどを検証していく実証実験が政府からも容認された上で行われる予定だ。現在はスポーツイベントの観客数が施設収容人数の50%以内に制限されている中での大規模実験について、同会議でも専門家チームからの意見をもとに情報を共有した。 

 会議終了後のオンライン合同会見にJリーグの村井チェアマンらとともに出席したNPBの斉藤惇コミッショナーは冒頭で「この連絡会議もますます充実してきた。実際のケースをベースにしながら会話が進んでいる。この日本の中で現実の生活と、このウイルス対策と、どの程度のバランスを取っていくか。そのためには科学的なデータや実証例をベースにして(来年夏開催の東京)オリンピック等々に準備しようということかと思う」と述べた。

 一方、専門家チームの座長を務める東北大・賀来満夫氏も「実証実験については東京五輪がある中、政府の分科会、JOC、スポーツ庁なども含めて今後そういったデータをしっかりと捉えて把握していこうという話になっていると思う」と見解について説明した。

 また、賀来氏は阪神、ロッテから感染者が出た状況を踏まえ「(同会議に参加した)疫学の専門家の先生方から中間報告があった。移動や外食でも感染が起こり得る。外食も短時間で済ませ(試合中の)ベンチの中、あるいは集団でPCR検査をする際も十分に注意してもらいたいという話があった」とも話していた。