中日〝チェン流出〟が物議 「交渉するべきだった」「若手の方がいい」意見真っ二つ!

2020年09月25日 05時15分

中日時代のチェン(2011年)

 元中日で米大リーグのマリナーズを自由契約となっていたチェン・ウェイン投手(35)のロッテ電撃加入が、古巣・中日で物議を醸している。

 チェンは2019年まで所属したマーリンズと5年総額8000万ドル(約88億円)の超大型契約を結んでいたが、ロッテは格安の推定年俸3000万円で獲得。これにあるOBは「中日のフロントは何をやっていたのか。もともとチェンは台湾の大学生だったときから入団して、中日があそこまでのメジャーリーガーになるまで育てたようなもの。今後も若手の手本となったり、ここまで振るわない山井、吉見といったベテラン勢のカンフル剤にもなってくれたはず。年俸3000万円ならロッテに獲られる前に真っ先に交渉するべきだったのに」とチクリ。

 一方で、不要論もある。故障もあってチェンの一昨季は6勝12敗、防御率4・79。昨季は先発から外され、中継ぎで45試合に登板したが、0勝1敗、防御率6・59と結果を残せなかった。

 それだけに球団関係者は「ここまでのチェンの実績は認めるけど、正直、もう年も年だし、近年の成績から見れば、全盛期のような活躍を望むのはかなり厳しいのでは。今はウチの投手陣は安定していて、それなりに整備されてきた。それにチェンの入団がロッテに決まった直後にマルクが育成から支配下になった。これで70人枠がいっぱいになったわけだし、チェンよりもマルクの方が支配下になって良かった。ベテランよりも若手の将来性に期待をかける方がよっぽどいいよ」と指摘する。

 チェンを獲得しなかったことで、中日内外ではこうした賛否両論の意見が噴出しているわけだが…。どちらが正解だったのかは、今後のマルクとチェンの活躍次第といえそうだ。